ニューテック様

サーバー・ストレージ製品および精密部品の開発、販売をされているニューテック様。コーポレートサイトリニューアルを機にSHANON vibit CMS Neoを導入されました。同時にSHANON MARKETING PLATFORM にて問い合わせフォームを作成し、サイトから流入するお客様からのお問い合わせ情報を管理されています。プロジェクトの担当者である技術部の吉村さまにお話を伺いました。

画像:ニューテックコーポレーションサイト

ーまず、事業概要をお聞かせいただけますでしょうか。

はい、私たちはストレージを扱う会社でして、自社製のコントローラーの製造販売もしています。「データで未来をつなぐ」というのを会社のスローガンとしており、スピード重視、挑戦し続けること、お客様第一を掲げています。一般のエンドユーザーから販社、官公庁や大学の先生など、幅広い分野でご利用いただいています。

“自社製”CMSの柔軟性に期待して

ーありがとうございます。では、この度のサイトリニューアルにあたり、シャノンのSHANON vibit CMS Neo を選定いただいた決め手をお聞かせください。

5-6社に問い合わせをしましたが、Web制作のみ、CMSの提供のみ、御社同様CMS提供と制作の両方等サービス内容が異なりました。その中で御社のヘッドレスCMS・自社製CMSは魅力的でした。他社の提案はWordPress主体だったのですが、それでは今と変わらないので。御社の場合は、自社製ということで融通が利くのではないか、信頼性も高そうという印象を受けたのが決め手となりました。

ーありがとうございます。今回、設計の前工程として要件定義からご依頼いただきました。日常業務を抱えながら、2か月にわたるワークショップをこなすのは大変だったと思いますが、期待されていた内容でしたか。

初めてのことだったので新鮮で、大変勉強になりました。おかげで、自分たちのやりたいことも見えてきたので、今となっては大変ということもなかったような気もします。

写真:インタビューの様子

ーどういう方がサイト上でどのような行動をとるか、普段なかなか突き詰めて考えることはないのでは?

そうですね、いい経験になりました。ちょうど並行して行政の支援団体が主催するマーケティング講習を受講していて、ペルソナ、カスタマージャーニー、3C分析・SWOT分析を学んでいたので予習にも復習にもなりました。

ーそうでしたか、特に印象に残ったのは何ですか?

ペルソナを設定して、ストーリーを作るところでしょうか。そういった経験はいままでしたことがなかったので。何より他部署からもメンバーが集まって話すいい機会になりましたし、御社には私たちの意見を踏まえて設計していただけたと思います。

ープロジェクトを進める中で大変だったことや想定外だったことはございますか?

はい、(vibit CMS Neo「コンテンツDB」テーブルへの)製品情報データの流し込みですね。想定より分量が多くて大変でした。CSVインポートで流し込むためのデータを整理していく作業なのです。既存データはエクスポートできたのですが、その他に今回製品情報項目として「カテゴリ」を追加したのでそれを各製品情報に付けていく作業や、写真の用意、またコンテンツの精査などに想像以上の時間がかかりました。
でも、今は大丈夫です。vibit CMSを導入後はメンテナンスも楽になったので、人事異動でメンバーも少し変わりましたが、Webに不慣れな方でも問題なく編集できています。

ー良かったです。ではプロジェクトを通じて良かったことはございますか?

そうですね、やはり要件定義フェーズで色々勉強になったことでしょうか。あとは、とにかく簡単にページを編集できるようになったこと。今まではまず触ることができなかったので大きな変化です。マニュアルを読んで、vibit CMS Neoにログインして、見ていたら簡易に編集できますし、本当に「見てわかる」というのが良かったです。

写真:インタビューの様子

操作がしやすく、今後の運用も安心

ーまさにいつも弊社が「見たまま編集」を謳っているとおりのことをお話いただきありがとうございます(笑)では、新しいサイトへの感想やお気に入りポイントはございますか?

繰り返しになりますが、やはり操作・メンテナンスのしやすさですね。そもそも私自身がHTMLも書けないのに、そのノウハウがなくても管理できているところです。構文がわからなくてもリッチエディター機能を使えばHTMLを書けるのでやり易い。今は、お知らせ、製品ページの作成や修正、決算情報等のページを編集して更新していますし、今後も自分たちでやれそうという所感をもっています。

ー社内や取引先など、新しいサイトに対する周囲の反応はいかがでしょうか。

リリースして1か月程度なので社内も取引先もまだ「間違っているよ」という指摘の方が多いかもしれません…。今までと同じページでも自分たちで編集できるCMSを導入したのでこれを機にコンテンツを見直してより良くしていこうと以前よりも関心を持ってくれている方が多いように思います。

ーなるほど。特に製品情報のタグソート機能は、お客様が求める製品情報や関連する情報へどんどん遷移できるようにサイト回遊性を高めてくれるものですので、今後イベント出展などを経て新規のお客様にも活用いただけるといいですね。

そうですね。既存のお客様は担当営業に直接聞くことが多いと思うので、そういった新規のお客様に響くといいなと思います。

ー最後に今後の展望、vibit CMS Neoを利用してどのようなことが期待できますか?

アクセス分析やSEO対策は当初の課題の1つでもあったので、取り組んでいきたいですね。また既にご相談しておりますが、製品の1つである「MAGNA」の製品情報サイトを構築していきたいと考えています。あとは、サーバー情報コンテンツ等コラム記事ももっと充実させていきたいですね。

本日はありがとうございました。

ニューテック様 コーポレートサイト リニューアル制作 + vibit CMS Neo & SMP導入

画像:ニューテックコーポレートサイト

「データで未来をつなぐ」の企業理念を掲げ、開発・販売・保守を一貫して行うストレージ専業メーカーのニューテックさま。

サイトリニューアルを機に「vibit CMS Neo」と「SHANON MARKETING PLATFORM」を導入されました。
要件定義フェーズにおけるペルソナやカスタマージャーニーの実施により、めざすWebサイト像をじっくり検討し明確にしていきました。

特に、製品詳細情報への導線を複数設けるにあたり、その分類、ラベルをユーザー目線で検討し、「vibit CMS Neo」 の「コンテンツDB」を活用した製品検索機能を充実させました。
タグの設置によりサイト内の回遊性が格段に向上し、新規顧客やリプレイスを検討中の顧客が最適な製品を見つけやすくなることが期待できます。