アクセシビリティ対策コラムACCESSIBILITY
cmsを利用したサイトの費用について
cmsを利用したサイトを作る際、費用は静的なサイトに比べてかなり高くなると考える方が多いのですが、実際には価格差以上に得られる利点が多いです。
cmsを利用したサイトでかかる費用は大きく分けて3つです。1つ目はcmsです。cmsはオープンソースタイプもありますが、市販ソフトもあり、利用する機能やメンテナンス性などを考慮して購入する、選択することが必要です。また、cmsの多くはインストールしないと使えませんのでサーバの設定も含めて構築費がかかります。構築費は市販ソフトでもオープンソースであっても同様です。また、サーバが用意できていない場合はクラウド型のソフトもあり、その場合は構築費はかからず、月々のランニングコストのみというシステムもあります。
2つ目の費用はデザイン料です。サイト全体のデザインについては静的なサイトでも、ツールを使ったサイトでも同様にかかる場合が多いです。ただし、テンプレート化しますので場合によっては色違いなど複数パターンを最初から発注して切り替えながら使うサイトも増えており、この場合は静的なサイトに比べてデザイン数が多くても価格はあまり高くならない傾向が強いです。また、記事自体のCSSもこの料金に入っていることが多く、記事を自前で書いた場合でもデザインを崩さずに追加できる場合が多いです。
3つ目はコンテンツ費です。記事や動画、画像などあらゆるコンテンツは作成しなくてはなりません。画像や動画や加工してアップすることになりますので個数に合わせて価格が上がっていきます。特に動画についてはYOUTUBEなどを利用する場合でもアップ料などはかかりますので注意が必要です。また、サイトに合わせてバナーやロゴを作成することになりますが、その費用はデザイン料かコンテンツ費用に含まれることが多いです。
この他、保守費用がかかることが多いです。サイトはメンテナンスフリーであることも多いですがクラウド型なら月額料金、専用サーバを使えばサーバ料がかかります。さらに記事を自前ではなく、デザイン会社経由で上げてもらう場合は掲載料が別途かかり、一般的には保守料に数件分の記事掲載料が入った状態で請求されることが多いです。
企業のサイトは特に更新が必要です。自前で更新することができる場合でもcmsを適切に使っていくことでデザインの統一性が保てます。また、デザインを変える際もテンプレートに対応していれば記事のデザインも含めて一括で変わるので便利です