アクセシビリティ対策コラムACCESSIBILITY

cmsの費用の計算方法

cmsを利用したホームページやブログを構築する際に費用を計算する必要がありますが、大きなシステムでもあり、ホームページやブログ作成とは計算方法が変わってきます。cmsの費用計算は主に3つに分けられます。1つめはデザイン、2つ目はコンテンツ作成、3つ目は保守運営です。

デザイン作成については通常のホームページやブログとほぼ同じです。全体的な方向性を決め、各ページごとにデザインを決めていきます。ただし、cmsを利用する場合にはページごとに決めるというよりも全体像を決めて終わりということが多いです。多くのシステムは動的にページを作成することが多く、基本となるテンプレートだけを決めてそこにコンテンツを当てはめていく方式が多いからです。そんため、作業としては基本テンプレートを作成してシステムに適用させることになります。費用としてはテンプレート費用とわけることは少なく、全体的なデザイン料として計上されることが多くなっています。

コンテンツについては画像、文字、動画などホームページで採用されるものと同じです。ただし、各ホームページの場合にあったプラットフォームごとに画像や動画を別に用意することは必要ないことが多いです。これはシステム側で一つの画像や動画から複数のプラットフォームごとにデータを自動作成する機能があるからです。そのため、費用的にはコンバート費用がなくなるケースが多くなっています。ただし、画像の点数や動画の点数はブログなどの計算と同様に行われることが多いです。コンテンツについてはcmsへの反映までセットになっているケースが多くなっています。

保守運営については作成だけの場合は必要ありませんが、一般的には定期的なメンテナンスをしてもらうために設定するケースが多くなっています。保守については月ごとの請求、また、更新頻度などを決め、それ以外は別途請求というケースが多いようです。また、保守についてはコンテンツの管理以外にcmsシステム自体の保守も含まれ、バグ対応、セキュリティアップデート対応なども含まれるケースが多くなっています。ただし、システムはクライアントからの利用も可能なため、最初に利用のためのトレーニングを受けて補修作業は自身で行う企業も増えており、cmsを利用にあたってコンテンツのみの発注も増えているようです。ただし、市販型のシステムの場合は保守が強制加入となっているケースも多いようです